行政・中味企業・びん商が開発した画期的な宮城システム
リターナブルびんもっと知ろうよ!大作戦 in 仙台
開催日時 | 2009年10月5日(月) 14:00〜16:30 |
開催場所 | 仙台市市民活動サポートセンター 6Fセミナーホール |
主催者 | ガラスびんリサイクル促進協議会 |
共催者 | 日本ガラスびん協会・全国びん商連合会・東北びん商連合 |
企画運営 | NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット |
地域幹事 | NPO法人水・環境ネット東北 |
後援 | 環境省・経済産業省・3R推進団体連絡会・仙台市・宮城県 |
イベント内容
- (1)リターナブルびんの現況とポータルサイトの紹介
- 木野 正則 氏(ガラスびんリサイクル促進協議会 事務局長)
- (2)東北びん商からの報告:リターナブルびんの回収・再利用についての課題
地域事例報告:宮城県酒造組合との連携事業
(R300びんの回収システム[宮城方式]の構築について) - 大日方 輝育 氏(東北びん商連合会 専務理事)
- (3)仙台市のステーション回収について -その収集と選別、資源化の現状(主にガラスびん)-」
- 廣野 喜久男 氏(仙台市環境整備公社 総務部次長)
- (4)生協あいコープみやぎ Rびんとデポジット制の取り組みについて」
- 斎藤 郁子 氏(生活協同組合あいコープみやぎ 理事)
●参加者人数: 50名
属 性 | 参加人数 |
---|---|
NPO | 2 |
学生 | 1 |
行政 | 3 |
事業者 | 28 |
市民・市民団体 | 9 |
取材 | 1 |
地域幹事 | 4 |
運営事務局 | 2 |
合計 | 50 |
イベントの様子
会場風景
パネルディスカッション
会場風景
リターナブルびんの展示
発言の要旨等
知りたい
- メーカー(ビール)の関係者の発表がなかったのが残念。メーカー関係者とも意見を交換出来れば良いのでは。
- 何故、ビンでなくペットボトルや紙やアルミに変化せざるを得なかったか。どうして今、お願いする必要があるほど、リュースできなくなったか。
伝えたい
- リターナルびんだと言うのをもっと広告する。(販売店も含めて)
- メーカーはCSRの認識を持ってやってもらいたい。リサイクルよりもリュースの方が順番では先です。
- 「リターナブル」「リュース」もっと日本語で伝えるようなコピーはないか。伝わる伝達をし、取り扱いにもっと関心を持ってもらう。
- 行政はあくまでバックヤードで活躍し、あまり市民をあまやかさない方が、意識は育つと思う。予算を使うなら「わかる本」のように広がりにくいアイテムではなく、ネットやTVのような効率のよい方法をとるべきと思う。
- この商品がリターナブルびんだとわかりにくい。商品にもっと大きくリターナブルびんだと明記する。
- リターナブルびん利用の商品を出して欲しい。回収拠点をふやして欲しい。
- 横のつながりをもってリターナブルびんを普及して欲しい。また、消費者へPRして言って欲しい。
- 永くビール大瓶を使用していたが、発泡酒、その他の安いビール系が出てから高いビール瓶を飲まなくなって、現在はアルミ缶入りのビール系を飲んでいるが、余りにも商品名がくるくる変わるのでリターナルびんが出ないのが原因と考えられる。メーカーはもう少し息の長い商品を出して貰いたい。
- リターナブルびん普及には法制化されなければダメだと思う。
- 戻しやすさの工夫をお願いしたい。
- 行政の役割が重要。(市民の啓発)容器包装リサイクル法で、すべての自治体に回収の仕組みがあるわけなのでRビンを生ビンとして回収するようにすべき。
- 子、孫達にびんの良さを教えていく事が必要。
学びたい
- 小学校へのワークショップ(Rびんについての)など、子どもたちにももっともっと普及のための指導をする。親への啓蒙にもつながると思う。
考えたい
- 容器+クレードの一体化が必要だ。
- デポジット制の拡充。国、地方自治体に働きかけリュースについての法制化を図る。
- デポジットの金額を50円まで引き上げれば返却するようになるのでは?
- 人件費、場所の確保等コストの問題があろうかと思う。戸別配達の制度をもっと広めるのも1案ではないか。
- リユースが、経済と社会の仕組みの中でできるように変えることが必要ではないでしょうか。
- リターナブルびんを軽く、且つ、割れにくくするものに改良が必要と思われる。(再利用できるびんの開発―行政の補助は必要)。リターナブルびんを販売店に返却した場合キャッシュバックetcのインセンティブを付けるのはどうか。
- 戻しやすさの工夫をお願いしたい。
- 自動販売機の中身をビンにするとか、売店の牛乳などは紙をやめるとか。メーカーが多少初期リスクがあってもビンで回収、ペイできるシステム開発はできるだろう。便利、安さを追求するだけでは変化できない。消費者への本当の価値を知らせていく努力がお互い大切。
- 行政指導によりメーカーに対し、今後の環境を考慮した場、ΟΟ割をリターナブルに変更するよう要請する。といった行政指導が必要ではないか。
- 瓶種を集約(絞り込む)。共用びんを目指すー各種飲料間で。売った店では必ず回収をする!のシステム化
行動したい
- Rちゃん のゆるキャラを地域のイベントに派遣する。
- 仙台Rびんプロジェクトの設立をお願いしたい。
- 強いリーダシップを!
- 回収システムについては関係者が頑張って整備する。
- 酒の大瓶(1800)は、unit-priceを、720mlに合せて物流(回収)の平準化を図る。
- マスコミ等でのPRをした方が良い。
- リターナブルびんの規格を統一しては。統一性のあるビンを作り各メーカーに同じ物を使用するようにして欲しい。
- 立場を超えて3Rに協力願います。私自身も応援します。
- 行政とNPO等が協働でリターナブルびんの広報をもって発信することが必要。
- ビンを販売店に戻すためには、ということで生活者にアンケートをとってみてはいかがか。
- 居酒屋のモデル事業ということは非常にいいことだと思う。また、コンビニ業界との連携も。