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リターナブルびん市場解説

清酒・単式蒸留焼酎・みりん二種業界のリターナブルびんの取組み

容器別販売構成比

清酒の容器別出荷数量の構成比

容器別販売構成比

清酒のびん製品の構成比率は、平成9年では70%であったが、平成14年には57%、平成19年には50%まで減少しています。

リターナブルびんの販売実績

リターナブルびんによる出荷数量の推移(清酒)

リターナブルびんの販売実績

清酒のリターナブルびん(1.8Lびん)による出荷実績は、平成9年で63万klでしたが年々に減少しており、平成14年で36万klに、平成19年では23万klまで減少しています。

おもな販売市場

販売場所:一般酒販店、スーパー、コンビニ、酒類量販店など
消費場所:一般家庭、料飲店など

販売と空容器回収の仕組み

販売と空容器回収の仕組み

昭和のはじめに導入された1.8Lびんは、戦前から酒販店および古物商ルートで回収され清酒メーカーなどに販売された後、再利用されてきました。現在、1.8Lびんを使用している業種には、清酒、焼酎、みりん、果実酒などの酒造メーカーおよび醤油、食油、食酢、ソースなどの食品メーカーがあります。
年間回収率が約90%ときわめて高い1.8Lびんのリユースシステムは非常に高い評価を受けておりましたが、残念ながら1.8Lびんでの出荷は年々減少しています。

変遷の経緯

最近、消費者の食生活の多様化や、低アルコール嗜好等により、我が国の伝統酒である清酒の需要は年々減少しています。
清酒の容器も、取扱いに便利な紙製容器(酒パック)が年々増加し、びん商品は年々減少しています。

新たな取組み

新たな取り組み


容器のリサイクルの推進は、環境問題に対する社会的関心の高まりから、酒類業界にとっても重要な活動のテーマとなっています。
そこで日本酒造組合中央会では、酒類の新容器として飲み切るのにちょうど良いサイズの300mlR(リターナブル)びんを開発し、回収システムの構築に取組んでいます。


問い合わせ先

日本酒造組合中央会
TEL:03-3501-0101
FAX:03-3501-6018