リターナブルびんポータルサイト



検討会・シンポジウム

第4回 我が国におけるびんリユースシステムの在り方に関する検討会

開催日時 2011年8月19日(金) 15:30〜18:00
開催場所 大手町サンスカイルーム 27階 D室
(東京都千代田区 大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル)

イベント内容・コメント

検討会会場
検討会 会場

 リターナブル容器の代表的な事例である飲料用のびん等のリユースについて、回収・再使用に係わるシステムの維持、および新たなびんリユースシステムの構築についての方策を検討することを目的に、関連団体、事業者、市町村からのヒアリングと質疑応答、意見交換が行われました。
(活動報告:一般社団法人日本乳業協会/社団法人全国清涼飲料工業会/びん再使用ネットワーク/やまや商流株式会社/水俣市 ※報告順)


 「リデュース、リユースは、リサイクルに比べてまだまだ不十分といわれていますので、環境省として、しっかり進めていかなければならないと考えています。びんリユースシステムについても、今回のような検討会を通じて、今後も議論していきたいと思いますので、引き続きご協力のほどお願いいたします。」と、環境省 森下室長。


森下室長、安井理事長
(左から)森下室長、安井理事長

 司会進行役の安井至氏(製品評価技術基盤機構[NITE]理事長)は、検討会終了後、全体を通じて、以下のようにコメント。

「これまで、環境負荷という言葉を使いすぎたかもしれません。CO2の削減だけが環境負荷の低減ではないし、環境負荷イコールCO2という考え方をそろそろ変えないといけないと思います。その先には、ISO26000。すなわち、ソーシャルレスポンシビリティ(SR:社会的責任)を、世の中にもっと根付かせて、それに基づいて容器包装リサイクル法を考えないといけない。まだまだ時間はかかるかと思いますが、企業のCSRだけでなく、今後は自治体も個人も含めて、最後は自分で責任をもつようにしていかないといけないでしょう。」

 次回、第5回目の検討会は、9月を予定。