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宮城県酒造組合の空き瓶回収事業 3R環境大臣賞受賞

回収後、保管されているR瓶と専用箱=仙台市若林区
回収後、保管されているR瓶と専用箱=仙台市若林区

 宮城県酒造組合(仙台市)の清酒用小型瓶の回収、再利用事業が、環境省から2009年度「容器包装(リサイクルなど)3R推進環境大臣賞」の地域連携協働部門の最優秀賞に選ばれた。回収専用のプラスチック箱を活用し、回収率向上と再利用促進を図ったことが評価された。
  専用箱は、R(リユース=再利用)300ミリリットル瓶が30本入る。酒類卸業者が取引先の飲食店などから集めた瓶類から、R300ミリリットル瓶を選別して専用箱に入れる。箱は、R瓶の普及を図る東北びん商連合会県支部の会員が集め、蔵元に渡す。
 「空き瓶を壊さず、きちんと流通させて、再利用を意識づける。専用箱が果たす役割は大きい」と同支部は指摘する。
  09年度はR300ミリリットル瓶使用製品の県内出荷数量の約55%に当たる約22万本を再利用した。約11トンの二酸化炭素を削減、約58トンの産業廃棄物の発生抑制に効果があったという。
  同組合は02年10月、R瓶を導入したが、回収の手順が明確でなかった上に運搬時の破損が相次ぎ、ガラスごみとしてリサイクルに回されるものが多かった。このため、08年度、専用箱を導入、県の助成を受けて7900個作った。県酒造組合の森千博事務局長は「蔵元、びん商県支部など業界、行政も含めた県全体の環境意識の高さが評価された」と喜んでいる。